としまファザーズ・ネットワーク ブログ

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StableConstructionPJ_馬小屋イメージ


ゴールデンウィークに、としまファザーズ・ネットワーク(以下、T.F.N)代表理事の鮫島がNPO法人ファザーリング・ジャパンの絵本キャラバン解散後に家族で向かった相馬において、この度「馬小屋プロジェクト」を始めることとなりました。

鮫島と相馬との関係については、娘・息子が産まれて保育園に行き始めてからずっと付き合いがあるママ友を経由して、被災直後から相馬向けに、救援物資を集めたり、仕分け作業を手伝ったりと、支援を行っていたことから始まっています。

そして、「なぜ仮設の馬小屋を建設するお手伝いをしようかと思ったか?」について鮫島からご説明します。
私は、ゴールデンウィークに、津波被害にあった地域を複数訪れたところ、「我々個人では何もできないのではないか?」という無力感を感じました。なぜ、何もできないと感じたかと言うと、そこには何もないからです。生活するための「家」もありませんし、畑は瓦礫の山に埋もれ、取り除いても塩害にやられ、船と港がやられ、「収入の糧」がありません。そして、当然「お金」がありません。(借金はありますが)もしかすると「家族」も亡くなってしまったかもしれません。「家」「収入」「お金」「家族」を失ってしまった人に、元気をあげようと思ったのに、かける言葉がありませんでした。さらに、フクシマでは原発の風評に苦しみます。
上記の状況を踏まえ、家(仮設住宅)や雇用、お金(見舞金)の提供は、規模が大きすぎて、国や地方自治体にお願いせざるを得ないことがわかりました。
では、我々に「出来る事」は本当にないのか?と、一生懸命考えました。

福島県の相馬市では、馬が生活に密着していることを知りました。最たるものは、武者の乗った騎馬が疾駆する「相馬野馬追」という国指定重要無形民族文化財のお祭りです。
調べてみると、大河ドラマとかの合戦(かっせん)が行われるシーンの放送には、この地域の馬が使われているそうです。こういった馬も震災の影響で多数流されてしまいました。
又、飼い主が亡くなってしまい、馬が避難できない状況になっている地域もあるそうです。もしかすると、報道でご存知かと思いますが、相馬では被災馬の救出が始まっています。そんな「被災馬」を受け入れようとしている「相馬中村神社」で、「子ども達の精神的な安定のためにも、ここへ馬を連れて来たい。でも、馬小屋がない」という声をお伺いしました。
私は、この話をお伺いした時に、現地の方々の生活の一部を取り戻す手助けことによって、精神的なゆとりを与えられるのではないかと思いました。
要するに、「人が住む仮設住宅は作れなくても、馬小屋建設のお手伝いをすることで、心のゆとりを持ってもらえる環境づくりに貢献できるのでは?」という直観です。「生活に身近な馬を、近くに置くための環境を提供する」という復興支援としては、一見、とっても後方支援のように思えますが、いつも家族と同じように一緒に居た馬達がそばに居る環境を提供することで、子ども達や現地の方々に元気を出してもらえるのではないかと思っています。更に、馬を大切にすることで、お祭り(相馬野馬追)が継続されて、子ども達が将来大人になった時に、地域の伝統や文化を継承することの礎になれればと思ってます。

と考えが思い浮かんだまではいいのですが、一人では何もできません。被災地へ訪問した報告も兼ねて、動画や写真を見せながら、T.F.Nメンバーと検討しました。
そして、「ん~。やれるかもね。」というみんなの後押しのおかげで、最終的に動き始めることにしました。

長文となってしまいましたが、このような経緯で、プロジェクトを徐々に始めた次第です。私自身は、コンサルティングやシステム導入のプロジェクトマネージャーとしての経験は豊富ですが、建築プロジェクトは当然の事ながら、始めてです。正直言うと、できるかどうか分かりませんが、やって後悔した方がT.F.Nっぽいので、やるしかないと思いました。
相馬の子ども達のために!伝統と文化が継承されるように!
今回もT.F.Nのポリシーである「想像力」を無限に発揮して頑張りたいと思っています。

尚、皆様からのご協力については、下記のように、できることを、できる限りということでお願いしております。
StableConstructionPJ_お願い


引き続き、皆様のご支援を賜りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今回も様々なご縁に恵まれますように・・・。

(鮫島)
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